フランクフルト学派の検索結果がアレゲすぎなんですが。
今日、本屋でエーリッヒ・フロムの『自由からの逃走』
を見つけたんで、なんとはなしに「フランクフルト学派」で検索をかけたら、
検索結果がアレゲすぎなんですけど。
なんだコレは。
『自由からの逃走』も図書館で斜め読みしただけだし、ハーバマスやアドルノは社会学の教科書で習っただけで、しかも卒業後すっかり忘れてしまった三流社会学部出だけど、いくらなんでもコレはなかろう。
フロムなんかは、ナチズムだけじゃなくて、自由なき独裁国家にはどこでも使えるはずだから、北朝鮮批判にも中国批判にもつなげられると思うんだけど、それよりも戦後社会の自由が苦しくてしょうがないってことなのかな、なんて最初は思ったんだけど、
そういえば、前になんばりょうすけさん(id:rna)の、中川八洋御代の宮台批判の発言で、御代が「ルーマンがフランクフルト学派」と言っていたり、
正論の記事の中に「日本のメディアを支配する隠れマルクス主義 フランクフルト学派とは」という見出しがあったりして「???」とは思っていたんだけど、
フランクフルト学派というのは、フェミニズムと一緒で、ショッカー的な秘密結社として妄想されているだけなんだろうな。
だったら、ニャントロ星人でいいじゃん。フランクフルト学派に失礼だ。
それにしても、フェミニズムやジェンダーフリーに比べて、あまり聞かないから、何人かのとんがっている人が妄想しているだけっぽい感じもするけど、検索結果の上位がコレってちょっとマズいんじゃないだろうか。
フランクフルト学派っていうまとめ方はあんまり使わないで、フロムはフロム、ハーバマスはハーバマスっていう括りだったりするのかもしれないけど。
「フランクフルト学派とは」、というまとめサイトだれか作ってくれないかなあ。
自分じゃ学が無いのでちょっと無理。